■コミュニケーション支援ボードを活用しましょう
コミュニケーション支援ボードは、障がいのある人や高齢者・外国人など、話し言葉によるコミュニケーションが苦手な人たちとのコミュニケーションを助けるためのものです。
言葉でうまく伝え合えないとき、そのやり取りの最中にこの「コミュニケーション支援ボード」を差し出し、その人に絵を指さしてもらいます。
話し言葉によるコミュニケーションのバリアフリーをめざして、「公益財団法人明治安田こころの健康財団」が作成したものです。
社会の人々の知的障害や自閉症の人たちに対する”こころのバリアフリー”もめざしています。
コミュニケーション支援ボードには「わたしの伝えたいこと」として様々なイラストが 描かれています。
また、関係団体との協力のもと、「救急用」「交番・警察署用」なども作成されています。
★「公益財団法人明治安田こころの健康財団」のホームページから誰でも自由にダウンロードして、利用できるようになっています。
(注)「コミュニケーション支援ボードの活用ルール」をお読みのうえ、ご利用ください。
■コミュニケーション支援ボード」の活用ルール
1)啓発・普及活動の目的
話し言葉によるコミュニケーションのバリアフリーをめざしています。
利用者は障害者だけでなく、外国人や高齢者など多様
社会の人々の知的障害や自閉症の人たちに対する"こころのバリアフリー"もめざしています。
地域にあって、地域で使うものをめざしています。地域だけではなく、個人でも利用可能
2)「コミュニケーション支援ボード」およびイラストの使用条件
上記1) の~「コミュニケーション支援ボード」の啓発・普及活動の目的~にかなっていること
下記3) の「コミュニケーション支援ボードおよびイラストの使用細目」を守っていただけること
完成した支援ボードは無償配布であること
※有償での配布、営業目的での使用は認めていません。
※書籍については出版社からの要請を受け、出典およびホームページのアドレスの掲載依頼を行ったうえで許諾の判断を行っています。
3)「コミュニケーション支援ボード」およびイラストの使用細目
支援ボードの主催者、発行者等を変更して印刷する場合は、主催者・発行者に連絡して「内諾」を得てください。
※内容の確認や協力をしていくため
「コミュニケーション支援ボード」のオリジナルの主催者や発行者の名称を、『協力』『引用』『参照』等で記載することをできるだけお願いしています。
※利用者へのより広い情報提供のため、記載をお願いしていますが、必須ではありません。
イラストレーターの氏名については、「コミュニケーション支援ボード」あるいは「マニュアル」への記載をお願いしています。
※イラストレーターより、新規作成以外のイラストについては無償での再利用のご了解をいただいています。
「コミュニケーション支援ボード」の独自のイラスト編成およびイラストの個別使用を認めています。
イラストの新規作成については、一貫性等を重視し、オリジナルと同じイラストレーターへの制作依頼をお願いしています。
なお、イラストレーターへの制作依頼については、各「コミュニケーション支援ボード」の主催者・発行者にお問い合わせください。
イラストの修正については原則認めていません。
ただし、援助を必要とする人は黄色、援助ができる人は緑色のバンダナなどのように、きわめて地域性が高いものの修正については許可しています。
その際、イラストの修正にあたってはオリジナルと同じイラストレーターに発注していただくようお願いしています。
イラストに対応した『文字』の修正についても原則認めていません。
※1枚のイラストが複数の意味をもつことを防ぐためです。ただし、現状掲載している言語以外の外国語での標記追加は認めています。
4)その他
全国的な普及状況の把握のため、主催者・発行者の皆様に『完成品』を一部提供していただくとともに配布地域や対象、印刷部数などの情報提供をお願いしています。
不明な点等がある場合には、各「コミュニケーション支援ボード」の主催者・発行者等にお問い合わせください。
公益財団法人 明治安田こころの健康財団 2012.4.1 2019.9 改定
■改訂版 警察版コミュニケーション支援ボード
■改訂版 救急用コミュニケーション支援ボード